2024.02.04

地域猫活動ガイドライン

愛媛県では、飼い主のいない猫問題の解決を目的とした、
地域猫活動の普及啓蒙推進のため、
「愛媛県地域猫活動ガイドライン」 を策定しました。

↓概要版やってみませんか?地域猫活動(画像クリックで大きくなります)

地域猫活動とは

地域猫活動とは

  • 地域住民が中心となり
  • ルールに基づいて(給餌やトイレなど)お世話し、
  • 不妊去勢手術によって頭数を増やすことなく、
  • 寿命を迎える日までお世話する。

そんな活動です。

目的

  • お腹をすかせてかわいそうだから餌をあげたい
  • 不妊去勢手術をしてあげたいけどお金が

という声や、

  • 庭に子猫が生まれた!
  • フンをされて困っている!
  • 鳴き声がうるさい!
  • 勝手にエサやりしてゴミだらけ!

などの、猫による困りごとを解決するのがねらいです。

地域で理解し合うことが大事

エサやりさんとのコミュニケーションは不可欠です
野良猫・地域猫へのエサやりは違法ではありません。動物愛護の観点からみると、餓死を防ぐ適切な管理にあたります。

ただし、公共の場所で野良猫を繁殖させるためのエサやりは不法行為です。これによって損害があれば、賠償する義務があります。

大切なのはルールを守ること。
不妊去勢手術を行う、置き餌の禁止、環境整備(毎朝フンを拾う)など、地域の人たちが協力して&負担が偏らないように続けられることが大切です。

ネコにエサをあげている人が、地域の変わり者という目で見られて孤立していることは珍しくありません。
責められるかもしれないという不安から、人目を避けていることもあります。
そして、責められるからと “こっそり” 置き餌をあげてしまうと、他の地域からネコが流入し、また子猫を産み、いつまでもネコが増えてしまいます。

猫の寿命は15年

地域猫活動は長い時間をかけて解決に向かう活動です。この長期的な活動の中で、人間関係や費用のことなどでトラブルがあるかもしれません。
しかし、きちんと向き合って対応していく必要があります。清掃活動など一部の人の負担になっていないか、地域に引っ越してきた人たちに伝えることはできているか、などなど。

考え方は十人十色で当たり前ですから、それぞれの考え方を尊重することが大事です。
地域だけでなくまち全体が関心を持って、同じ目標に向かって進んでいきましょう。それが地域猫活動を成功させる秘訣です。

追記 居場所のない猫について

地域猫には至らない「ノラ猫」も存在します。
保護できる猫の頭数には限界があり、厳しい環境で暮らしている猫がいるのが現状です。
(家飼いの猫であれば10年から20年生きられます。しかし、外で暮らす猫は、厳しい環境の中生きているため、通常2〜5年ほどの命だと言われています。)

せめて、不妊去勢手術をして望まぬ繁殖を減らすことができれば、縄張り争いを減らしたり、食料を得やすくなったり、猫たちのリスクを軽減することができます。

猫を保護するには、えさ代だけでなく、ノミダニ除去・ワクチン・不妊去勢手術の費用が最低限必要になってきます。
これらの費用は限られた予算や寄付金だけでは足りないのが現状です。

皆様からのご寄付が不可欠です。

もし、猫たちの未来を変えたい、長く安心して暮らしてほしいと願う方がいらっしゃいましたら、ぜひご支援をおねがいします。
⇒寄付のページはこちらから

お金の寄付(銀行振込)だけでなく、物品の寄付も大変ありがたいです。よろしくお願いします。

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マシュマロを投げる

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