2/23に開催された「保護猫(もいる)マルシェ」では、防災に関する情報の展示も行いました。以下に、その内容を紹介いたします。
東日本大震災では、ペットとの避難が十分に周知されなかったことから、離れ離れになった犬や猫が数千匹もいたと言われています。
13年の歳月が経ち、次なる災害に備え、繰り返さないようにとの思いから、新たな仕組みとガイドラインが作られました。
避難先にペットを受け入れてもらえない可能性も
親や子供との離れ離れになったり、家が壊れて全てを失ったり、食料不足であったり、、、。
このような状況になると、先の見えない不安から
「自分の事だけでもギリギリなのに動物も連れてくるなんて信じられない!怒」という人は、必ずいます。
日常が崩れていっぱいいっぱいになる、それが自然災害です。
そのために、避難してきた人への配慮も忘れてはいけません。
動物のスペースへ入らなくても移動できるよう(移動導線を避けて動物の避難スペースをつくる)、工夫して設営することが必要です。
動物が飼い主さんと一緒に避難できないと、
繋がれたまま死んでしまったり、野犬化したり。
猫は野生動物に捕食されたり、共食いしたりすることになります。
地震によって一斉に野に放たれるということは、犬猫にとってはあまりに厳しい事なのです。
そして、愛護動物を捨てることは、愛護動物遺棄罪にあたります(令和2年6月から罰則を強化)
今の段階では飼い主さんは
同行して避難(=移動)する責任があります。
同伴して避難(=生活)は、それぞれの避難所によって理解されない(断られる)ことがあります。
どうすればよいのでしょうか?
飼い主さんの確認ポイント
一緒に考えてみましょう。(SAIJO BASEにて2024年3月10日まで防災に関するパネル展示を行っております) 避難所運営ゲーム(HUG)も紹介しています。 避難所でどんな問題がおこるのだろう?と考えるきっかけにぜひご覧ください。
脱走させないために
SAIJO BASEでは、2024年3月10日まで防災に関するパネル展示が行われています。避難所運営ゲームなども紹介されているので、ぜひ足を運んでみてください。
飼い主さんには、ペット防災の意識を高めることが求められます。
水も食料も人のためには準備されますが、ペットのためには準備されないのが現状です。
自助が重要であり、飼い主さんが事前に情報を収集して置くことが重要です。
ペットはダメと言われないように。
公的なガイドラインやルールをチェックしながら、日々備えていきましょう。
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