2024.02.27

〜犬猫のためのペット防災ガイド〜

東日本大震災では、飼い主と離れた犬や猫が数千頭。
今では「同行避難(ペットと一緒に避難)」が推奨されていますが、避難所によっては 同じ空間での生活(同伴避難) が難しい場合もあります。

なぜ同行避難が必要なのか

  • 飼い主と離れたペットは、餓死・脱走・共食いなどの危険にさらされます
  • 野犬化・野良化する可能性
  • そして、愛護動物を放棄することは「遺棄罪」に該当します(令和2年6月より罰則強化)

飼い主さんの確認ポイント

  • 移動手段(キャリー、リード、慣れさせる練習)
  • 受け入れ先(避難所やペット可施設の事前確認)
  • しつけや健康管理(吠え対策・ワクチン・マイクロチップ)
  • 複数飼育の場合の対応(全頭を安全に移動できるか)

避難生活のシミュレーションを

  • 見知らぬ場所・にぎやかな環境でも落ち着けるか
  • キャリーに長時間入っていられるか
  • トイレや吠えグセなど、最低限のマナーが守れるか

備えておきたい持ち物リスト

  • 水・ごはん(最低3日以上)
  • トイレシーツ・ビニール袋
  • キャリー、首輪、リード、洗濯ネット
  • お薬や健康手帳
  • ワクチン証明
  • 迷子札
  • ペットの写真
  • 大好きなおもちゃやタオル

情報を得る・備える

SAIJO BASEでは防災展示(〜2024年3月10日まで)を開催中。
避難所運営ゲーム「HUG」も紹介しています。
家族や地域の方と一緒に、もしもを考えるきっかけに。

最後に

災害時、ペットに関することは後回しになりがちです。

  • ペット仲間で「災害時の預け先・連絡手段」を共有
  • 自治体の避難所一覧を調べ、ペット可か確認
  • 防災訓練にペットと参加して慣れさせる など。 「命を守る準備」を日頃から始めましょう。

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